11月にたくさんいただいた渋柿。
甘くさせるために、教えていただいたとおりに皮を剥いて、保育園のテラスに干しました。
干してから1週間。
色も少し黒くなり、触ると柔らかくなっています。
「もう渋くないかな?」
数個の干し柿を包丁で細かく切って、4歳児くるみ組・5歳児どんぐり組の子どもたちが味見をすることにしました。
「取ってすぐの柿は渋かった」ということを知っている子どもたちは、「もう渋くないかな…」と恐る恐る1口パクッ。
「あ、美味しい!」
「甘い!」
しかし、最後に少し渋みがやってきて、顔を歪める子どもたち。
「まだ食べるには早かったね。」
そういって、もうしばらく干すことにしました。
日に日に黒く柔らかくなってくる柿を、みんなで「まだかな、まだかな」とワクワクしながら見守りました。
それから さらに2週間。
みんなで干し柿を食べてみることにしました。
色は黒っぽいけれど、甘くて良い香りがします。
「パクッ」と食べたその瞬間「おいしい!」「甘~い!!」という声が聞こえてきました。
あんなに固くて渋かった柿が、皮をむいて干すだけで甘い甘い干し柿に変身するなんて!
先人の知恵って凄いですね!
美味しくできた干し柿は、4.5歳児のお家の方にも食べていただきたくお土産にしました。
近隣の皆様にもお配りし「上手にできたね」とお褒めの言葉をいただきました。
今回、天野さんにいただいた柿で子どもたちとこんな素敵な体験ができたのは、とても貴重な事だと思っております。
良い機会をいただき、感謝しております!!