ひだまり 船橋市 津田沼・前原の認可保育園ゆめのもり保育園

ゆめのもりだより

味噌作り

今年度は2年ぶりに味噌作りが行われました。

近隣の中川様が講師となり、脇田様、藤田様にもご協力いただきながら楽しく行うことが出来ました♪
味噌作りは3日間かけて行い、1日目は自分たちで大豆を洗い、2日目は給食室で大豆をコトコトと柔らかくなるまで煮てもらいました。

≪1日目≫
洗っていくたびに水が段々と濁っていく様子に気づいたり、表面がツルツルとしていたものが洗うとしわしわに変わっていくことに気づく子も多くいました。
ざると大豆が当たりコロコロと不思議な音も楽しみながら行いました。

≪2日目≫

前日にみんなが洗ってくれた大豆をたっぷりの水に浸し、調理室でコトコトと柔らかく煮てもらい豆の様子を観察しました。
水を含んでふっくらとした豆を見て「昨日より大きくなった!」と驚いていました。
一人一粒ずつ食べてみると「美味しい!」と豆本来の味も楽しみました。

≪3日目≫
三角巾とエプロンをつけていよいよ味噌作りのスタートです!
まずは中川さんにご挨拶をして、味噌作りの話を聞きます。

使うものは、麹と塩と大豆この3つと聞き、子どもたちは「少ない!」と驚いていましたよ。

➀塩と麹を混ぜる

大きな袋の中に麹と塩を入れて、麹をほぐします。
くるみ組とどんぐり組に分かれて行い、両手を使いながら優しく握り一粒一粒丁寧にほぐします。

➁茹でた大豆をビニール袋に入れて潰す

この作業が一番大事な作業です!
粒が残らないように優しく潰していきます。
みんな一気に顔つきが変わり一生懸命行っていました。

➂潰した大豆と麹を混ぜる

大豆と麴を混ぜると一気に重くなり混ぜるのとても大変でした。

➃大きな袋に混ぜ合わせたものを集め、足で踏む

一人ひとり「美味しくなーれ!!」と気持ちを込めながら、「いちにいちに♪」と力を込めて足踏みをしました。

⓹混ぜ合わせたものを空気を抜きながらこぶし大ほどの大きさに分ける
 (保育士が行う)

➅味噌玉を樽に叩きつけるように桶に入れる。

力いっぱい気持ちを込めて桶に目がけて投げます。
楽しくて何回も行っていました。

➆樽の表面を平らにして、お酒と塩を振る
➇ラップをしてから蓋をして、冷暗所に置く。

初めての味噌作りに
「大豆が味噌になるんだ!」
「お豆はこんなに大きくなるんだ」
と味噌作りを通して様々なことを知ることが出来ました。

3日間かけて行い、子どもたちは終始目を輝かせていました。
味噌が出来るのは来年の1月ごろだそうです。
くるみ組さんはどんぐり組になってから思い出してくれるといいな、どんぐりさんは残念ながら卒園してしまいますが味噌を作ったことを思い出してくれるといいなと思います。
地域の方とのコミュニケーションの場としてとても良い時間になりました。ご協力いただきありがとうございました。
また、卒園を間近にくるみどんぐり組で一緒に体験することができ、とっても良い思い出になりました。