今年の3月「命を頂く会」として、子ども達に食育のお話をしてくださった料理人の齊藤摩多以さんを覚えていますか?
大きなブリをさばいて下さった方です。
20日に再び来園して下さった摩多以さん!
覚えていた子達も大勢いて、「ブリをさばいた人でしょ?」「覚えてるよー!」の声が聞こえました。
この日は子ども達の前で鮭をさばいて、命を頂くことを教えて下さいました。
この日を前に、各クラスで鮭について調べたり遊んだりしていた子ども達。
なので、興味津々で摩多以さんの手元を見つめます。
そして「鮭の赤ちゃんは何か分かるかな?」の質問に、「知ってる!」と手を挙げるみんな。
「イクラだよね!」と自信に満ち溢れた表情が見られました。
そうです、今日の鮭のお腹には、たくさんの赤ちゃん「イクラ」が詰まっていたのです!
子ども達だけでなく職員一同も、子持ちの鮭の解体を見るのは初めてなので、みんな集中して見つめました。
さばいた鮭から出てきたのは身や卵だけではありません。
血、心臓、すい臓、腎臓、エラ、小腸…
ちょっと子ども達もビックリするようなものですが、実際に見ることで私たちは命を頂いているということが伝わればいいなと思いました。
今日の子ども達が一番喜んだのは、イクラをぬるま湯の中でポロポロとほぐす作業です。
「スシローで食べたことあるよ!」
「食べたーい!」
という声が可愛らしかったです。
切り身は塩焼きにして、昼食で頂きました。
今日の鮭は格別に美味しかったようですよ!
これからもたくさんの命を頂きながら、元気な体を作っていきたいですね!