ひだまり 船橋市 津田沼・前原の認可保育園ゆめのもり保育園

ゆめのもりだより

味噌づくり

今年も味噌を仕込む季節がやって来ました。

今年、仕込みをしてくれるのは、4歳児くるみぐみさんです。

まず一日目は、大豆を洗います。
両手を使ってきれいにします。

洗った大豆は一晩お水に浸けます。

さぁ翌日です。
昨日、水に浸けた大豆はどうなったかな?
「大きくなってる!!」
「なんでー?」
「すごーい!」

一晩、水を吸った大豆は、一回り大きくなっていました。

その大豆を、2日目はコトコト煮ていきます。
みんなが遊んでいる間、コトコトと5~6時間煮込みます。

さて、いよいよ3日目は仕込みです!
今年も味噌づくりの先生は、近隣の仲川さんの奥さまです。
同じく近隣の脇田さんと藤田さんも、お手伝いに来て下さりました。

最初は麹をほぐします。
初めて見る麹。
「なんの匂い?」
独特な香りに敏感になる子もいましたが、匂いの感覚も味噌づくりの学びの1つですね。

次は鍋の中の大豆の登場です。
あんなに硬かった大豆が、一晩水に浸けて、コトコト煮込んだら、なんと指で潰れるくらい柔らかくなっていました。
一粒ずつ味見をしてみました。
味付けをしていない素材そのものの大豆。
みんな不思議そうな顔をしていたのが印象的でした。

さぁ、ここからはみんなの楽しい作業の始まりです!
ビニール袋に入れた大豆を、それぞれが手で潰していきます!

揉んで潰す子、叩いて潰す子、それぞれが思い思いのやり方で、細かく潰していきます。
「なんか納豆の匂いがしてきた!」という声も聞こえてきて、「そうだよ、納豆は大豆からできてるんだよ」と学ぶ場面もありました。

大豆が潰れたら大きな袋に入れ、最初にほぐした麹とよく混ぜます。
仲川さんに塩や煮汁を入れてもらい、調節していきます。

大豆と麹が均等に混ざったら、お団子状に丸めて、樽の中に思い切り投げ込みます!
なぜ投げ込むかというと…
中の空気を抜くためだそうです。
みんなは楽しく「エイッ!」と投げ込んでいました。

樽にいっぱい詰まったら、最後は塩で覆います。

樽の蓋を閉めて、布でしっかり包んだら出来上がり!
涼しくて暗い場所に置いて、秋まで寝かせましょう。

この日に頑張ってくれたくるみぐみさんが、どんぐりぐみさんになった頃、美味しい味噌が出来上がる予定です。
給食で食べるのが楽しみですね!