ゆめのもり保育園の前に停車しているバス。
「可愛いバスがある保育園」と言われるほど、シンボルにもなっていました。
ゆめのもりバスは、薬園台駅からゆめのもり保育園まで、毎日朝夕運行していました。
この8年間で、バス通園した子どもたちは31人になります。
バス通園ではない子どもたちも、園外保育(公園やプラネタリウム)では、このバスに乗れることを、いつもいつも楽しみにしていました。
そんなみんなが大好きだった ゆめのもりバスが、今年度をもちまして運行停止となりました。
今 思い返すと、バスの中での色々な光景がよみがえってきます。
初めて乗った時のワクワクな表情!
嬉しすぎて はしゃぎすぎて、声が大きくなりすぎて「シー」って言い合ったね。
通る道で「このお店行ったことある!」「ぼくんち、ここ曲がるんだよ!」と教えてくれ、みんな結構この街を知ってるんだな~って思ったよ。
園外保育では前の席に座りたかったのに座れなくてシュンとなって、でもそんな姿を見て帰り道は前の席を譲ってあげる優しい姿もあったね。
朝の登園ではママと離れたくなくてなかなかバスのステップを上がれない時期もあったね。
みんなのドキドキやワクワクを、たっぷり8年分詰め込んだ ゆめのもりバス。
ついに最終運行を終えました。
これまで長きに渡り、無事故・無違反で安全にバスを運転してくれた原田運転士。
運転だけでなく、みんなにもたくさん声をかけてくれて遊んでくれ、子どもたちから大人気の存在でした。
そんな原田さんに感謝の気持ちを伝えたく、お別れ会を開きました。
感謝状にみんなの気持ちを込め、これからも みんな忘れないよの意味を込めて「みんなともだち」の歌を贈りました。
原田さんの最終運転日には、バス通園をしていた卒園生が大集合!
たくさんの懐かしい顔に、原田さんも嬉しそうでしたよ。
集まってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
保護者の皆様には運行停止について ご理解を頂きましたこと、感謝致しております。
そして、これまで ゆめのもりバスを愛してくださり、本当にありがとうございました