暦の上では春になりましたが、まだまだ厳しい寒さが続いていますね。
1月30日、食育ボランティアの齋藤摩多以さんに来て頂き、食事の大切さや命を頂くことの大切さを教えていただきました。
今年で5度目となり、毎年恒例となった行事を子どもたちも楽しみにしています。
ランチルームに集まった子どもたちの目の前に現れた大きな大きなブリ!!
このブリを子どもたちの前で捌いてくださる様子に、興味津々な子どもたち。真剣な眼差しでした!
摩多以さんはブリを捌きながら「食物連鎖」について、子どもたちにもわかりやすいように話してくださりました。
魚は自分より小さい大きさの魚を食べます。その食べた魚は、また大きな魚に食べられます。そうやってどんな生き物も命を頂いて生きているのです。その一番上で最終的に食べるのが人間だということを、改めて実感しました。
当たり前のようにお店に並んでいる肉や魚にも命があったこと、その命を頂いて私たちは生きていること。その命に感謝する気持ちが、子どもたちにも少しずつ芽生えていってほしいなと思います。
ブリを捌いていく中で、うろこ、内臓の各部分、エラ、頭…と摩多以さんが丁寧に説明してくださりました。
子どもたちは各部分を目の前に、眺めたり触ってみたりしながら「命」について学んでいたように感じます。
そして捌いたブリは塩焼きにし、お昼に給食で頂きました。
捌きたてのブリに「おいしい!」「おかわり!」と笑顔でたくさん食べている子どもたちの姿が印象的でした。
摩多以さんと一緒に昼食を食べ、お話や質問が絶えない子どもたちです。
摩多以さん、今年も素敵な食育をありがとうございました。
また来年度も、摩多以さんがいらっしゃるのを楽しみにしています!