10月の自然観察会でお世話になった天野さんから、「柿を取りに来ない?」と有難いお誘いを頂きました。
「ぜひ行かせてください!」
お言葉に甘えて、5歳児どんぐり組のみんなとお家にお邪魔すると…
なんとも大きな柿の木があるではないですか!
そして大きくて立派なオレンジ色の実がたくさん!
お話を伺うと、これは渋柿とのこと。
このまま食べると渋いけれど、干し柿にすれば甘くて美味しい柿が食べられるよ、と。
子どもたちは「渋柿?」「渋いって何?」「干し柿?」と、分からないことだらけ。
でも、天野さん宅の軒下に下がっていた干し柿を見て、「やってみる~!」ということになりました。
柿は大きく育った幹になっているので、みんなには届きません。
なので天野さんのご主人が脚立に登って取ってくれます。
それを子どもたちが運びます。
たくさん実がなった枝を見て、みんな大興奮!
今度は天野さんの奥様と保育士で、柿の実を枝から切り離します。
ここでも子どもたちは大活躍。
かごに運びながら数を数えます。
その数なんと、157個!!
全部 袋に入れて頂き、ゆめのもり保育園へ運びました。
さて、帰ってからは職員の出番です!
栄養士と保育士4人がかりで157個の渋柿の皮を剥きました。
ここで子どもたちに経験タイムです。
「渋いって何?」と言っていた子どもたちに、ほんの少しずつ渋柿を味見してもらいました。
「苦い」でもなく「辛い」でもなく「不味い」でもない「渋い」という感覚を、身をもって学んだ子どもたち。
この渋い柿が、干すことによってどれだけ美味しくなるのか、それを体験させてあげたくて、引き続き職員は頑張りました。
紐に結びつけ、テラスの軒下にぶら下げ…
これで干し柿の準備は終了です!
あとは約2週間待つだけ。
どうか美味しい干し柿になりますように!!
こんな素敵な体験をさせてくださった天野さん、どうもありがとうございました。