保育園のお隣に住む「虫博士」こと仲川さんは、自然観察指導員の資格を持っておられ、毎年この季節になると4歳児くるみ組と5歳児どんぐり組の子どもたちを対象にした「自然観察会」を開いて下さります。
開催場所は保育園の裏の天野植物園さん。
沢山の近隣の方々も一緒に参加して下さりました。
天野植物園さんの広い敷地には、みかんの木・柿の木・ザクロの木などがあるのですが、でも一番に目に入ってくるのは鮮やかなコスモス畑です!
毎年「ゆめのもり保育園の子どもたちのために」とコスモスの種を撒いてくださっています。
年を追うごとにコスモス畑は広くなり、そしてコスモスは大人の背丈をも超えるほどに高くなっています。
子どもたちは そんな畑が目に入った途端「きれい~!」と声を上げて走っていきました。
虫めがねでジーッと花を見てみる子、「花びらは食べられるんだよ」と聞き 味わっている子、花摘みを楽しむ子、それぞれ自由にコスモス畑を満喫していました。
近隣の皆さんにも花摘みを手伝って頂きました。園の行事にいつも参加してくださる皆様に感謝です!
次に案内していただいたのは、たくさんの果樹です。
ザクロの木では、ほとんどの子が初めて目にするので皆 興味津々!
味見をさせていただくと、意外にも気に入った子が多かったようですよ。
柿の木には鳥が食べた柿がたくさん!
これは鳥が食べてしまうほど美味しい柿という証拠です。きっと甘いのでしょうね。
キウイの木には「男の木・女の木」がある事を教えてもらいました。
いつも食べているキウイは、こんな風に育っているんだね~と子どもたちはよく見ていました。
最後はみんなのお楽しみ、みかんの木です!
仲川さんに「食べていいよ」と言われると、嬉しそうに実を選んでいました。
もぎたてのみかんを食べる機会なんてなかなかないですよね。普段 果物を好まない子も、自分で収穫したみかんを口にする姿を見て、やっぱり「体験する」って大事だなと感じました。
こんな風になかなか体験することの出来ない事を経験させて頂き、天野植物園さん、仲川さん、そして近隣の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました!